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荘川桜

荘川桜

飛騨高山地方の桜は、平野部に比べおよそ1か月遅れ。
今年は、今月末からゴールデンウイークにかけて見ごろを迎えそうです。

当ホテルのある高山市荘川町に全国にその名を知られる「荘川桜」があります。
「荘川桜」は国道156号線ぞいの御母衣湖(みほろこ)畔中野展望台にある2本の巨桜で、
ソメイヨシノではなく、アズマヒガンザクラといういわゆる山桜です。
いまは湖底に沈む中野照蓮寺および光輪寺の境内にあったもので、村人にながく親しまれてきた想い出の桜です。
昭和34年の晩秋、御母衣ダム建設中にこの地を訪れた電源開発株式会社の初代総裁高碕達之助氏が
この巨桜が湖底に沈むのをこよなく愛惜し、当時日本一の桜博士と称されていた笹部新太郎氏に依頼しました。

笹部氏は早速現地を訪れ、近くの寺院(照蓮寺)の境内にもう1本の巨桜を発見し、
万が一1本が枯れてももう1本が助かればとの想いから2本の移植を提案し、
2本が同時に移植され奇跡的に2本とも蘇生したことから、奇跡の桜ともいわれています。(荘川町観光パンフレットから抜粋)

その荘川桜は例年4月下旬に開花しゴールデンウィークが見ごろになります。
ちょうどソメイヨシノと同じ時期ですので、今年は両方の桜を見比べていただけるかもしれませんね(^^)

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